Lucky Wood/ラッキーウッドの話
Lucky Wood/ラッキーウッド
新潟県は燕市において
1868年 明治元年に鍛治工房として創業した
日本を代表するカトラリーメーカーのトップブランドです。
※写真はLUCKY WOOD ピッチャー&アイスペールセット マドラー・トング付 燕三条 箱入り
創業時は矢立てや灰ならしなどの
明治期の家庭用金物の鍛治工房として誕生しました。
矢立てとは携帯用の筆記用具です。
明治を経て大正時代1915年にカトラリーの生産を開始と
公式ホームページに記載があります。
日本が西洋列強に対抗すべく
江戸期の自国の文化を棄てながら
食文化などの洋風化を盲目的に邁進していた明治期を経た
大正時代のことです。
時代の変わり目に技術を土台とした
その当時の時代を見据えた新製品、新ジャンルに挑戦しながら
現代まで繋いだ地方企業です。
しかも戦後の苦しい時期を乗り越えて現代に繋がっています。
地方産業の老舗、100年企業には尊敬の念しかありません。
平成があと1ヶ月で終わってしまいますね。。。
時代の変わり目に変化進化をとげ、次世代にまで
遺っていく産業や企業は
どれだけあるんでしょうね。。。
変わるもの、変わらぬもの
使う人がいてこそ、の文化です。
節目のような気がしてなりません。