

「道」と「型」
書道のお道具です。 かなり古いもので1695年の中国のものだそうです。 古墨 如来佛 康照乙亥 康照34年 1695年 書道のお道具観ながら、ふと思いました。 日本の文化で「道」のつくもの 書道 華道 茶道 香道 剣道 空手道 などなど まだまだありそうですね。 「道」のつく事で大事な事は「型」で時を超えていく。 日本人は大事なことは「型」で伝えていく民族のようです。 技や文化を紡いでいく 日本人のお家芸といっても過言ではないですね。 おっと、そういえばうちは「古美道」でした。。。汗 古美道は型はまだありませんが 善きことは伝えていきたいものですね。


あかりのデザイン
昭和レトロな雰囲気漂う 和風の照明器具です。 最近では省エネなどの観点からLED電球ばかりが 増えてきているようですが このようなランプシェードと白熱電球も 味な光で空間を包み込んでくれる事かと思います。 この編んだ竹の模様が天井に映り込む 和のレストランやお部屋に よく似合いそうですね。 蛍光灯のあかりなどとは違って 温かいほっこりした空間になりそうです。 家具やインテリアも大事な要素ですが あかりの色相を変えるだけで 結構雰囲気変わるもんです。 リラックスしたいお部屋 電球だけ変えてみるのもオススメです。 用の美を提唱する古美道 オススメのあかりのデザイン器具です。


松竹梅鶴亀
松竹梅鶴亀と聞けば なんとお目出度いテーマのオンパレード 4月は新しいことのスタートする時期 お目出度い感じ、まさに「芽出たい」 まず松竹梅から この語源は中国の 「歳寒三友(さいかんさんゆう)」という 画題、つまり絵のテーマから来ています。 三等級の意味で現代では使われていますね。 元々は等級的な意味はないそうです。 三等級の意味使い、これは日本が発祥だそうです。 いわゆる和食のお寿司や鰻で使われる 特上・上・並のことです。 この縦関係の直接的な言い回しを避け松竹梅の植物で表した とても日本的な表現な気がします。 松は冬の間も緑を保つことから 長寿や不老不死の象徴(平安時代から) 竹は根をしっかりとはり、群生することから 子孫繁栄の象徴(室町時代から) 梅は寒い冬に花をつけることから 気高さや長寿の象徴(江戸時代から) 時代の古い順に並んでいます。 ここから三等級の順番の語源がきている様です。 植物のあり様を人の生き様に見立てるところも 日本的な表現だと思います。 さて、鶴亀 鶴は「夫婦鶴」の言葉からもわかる様に 仲良く連れ沿う象徴として 亀は


香りを合わせる 香合
香りを合わせる と書いて「香合」お茶のお道具です。 香合とは、お茶室で香を焚くための お香を入れる器のことです。 場を浄める意味合いで飛鳥時代、仏教伝来とともに 香を焚く習慣が日本に伝わったそうです。 欧米の香水は個人につける香り、匂いですが 東洋、日本は空間を香りで満たします。 香りを「間」に合わせる 香合 根本的な文化習慣、思考の源泉の違いは こういうところにも感じられますね。