香木の話
香木って知っていますか?
心地よい香りのする木材のことを香木といいます。
写真は天然香木 伽羅 沈香14g
なんか河原で見かける流木のようですが違います!
お線香の香りで沈香や白檀ってありますよね。
香木の粉末や香料を練りこんで作ったものがお線香ということになっています。
文献では推古天皇の時595年に淡路島に伝わったと記録があるとのこと
この時を持って香木伝来としているようです。
この香木、東大寺正倉院に収蔵されている
「蘭奢待」が天下第一の名香と言われてます。
この蘭奢待の名前は雅号であり「東・大・寺」の文字が隠されています。
時の権力者によって非常に重宝されました。
これまで足利義満、足利義教、足利義政、
土岐頼武、織田信長、明治天皇らが切り取ったとの記録があるそうですが
物理的に調査すると実際はもっと切り取ってるそうです。
江戸時代どうした、江戸時代(笑)
徳川15代、切り取ってないのかなあ。。。
誰かこっそり、切りとったんでしょうかね(苦笑) 切り取ったらダメだと言われたり
権力者の象徴のように保管されたら
長い歴史の中でこっそり...ってことも
あるのかないのか!?想像膨らみますね。
この蘭奢待、噛んだことがあるっていう人(自称)に
お会いしたことがありますが。
怪しい人でした(笑)