「纏う」と「着る」
日本語の難しさや使い方
日々勉強で考えさせられます。
さて。タイトルの
「纏う」と「着る」ですが。
英語に訳すとどちらも「Wear」一緒なんですね。
だけど日本語だと確かに動作的には同じようでも
なんだか少し?大きく?違いますね
個人的な解釈となりますが、例えば
「お着物を着る」
「お着物を身に纏う」
身に纏うというのは
着る方の雰囲気や全体的なスタイルアップ
その人の知性や生活環境、その他、その方の全てが
関わってくるように感じます。
華やかな反対の意味でも
「ボロを身に纏う」っていうのにも使いますし
「権力を身に纏う」っていうのにも使いますよね。
日本のお着物は「季節感」を身に纏います。
季節を感じる「感性」大事ですね。
ただ動作的に「着る」のではなく
良い雰囲気、周囲へ与える雰囲気を考えて
「纏う」ことを考えていきたいものですね。