染付の話
染付 技法の名称です。
白色の土生地を一旦素焼きして
酸化コバルト(II)を主原料とした絵の具で
模様を絵付けして
その後で透明釉をかけて
高温で焼き上げた陶磁器のことです。
英語では"blue and white"といい
中国語では"青花"または釉里青"といいます。
古くは9世紀唐時代後期のものが発見されています。
15世紀には、李氏朝鮮、ベトナムなどに広まり
日本には17世紀、伊万里焼が生産を開始との記録があります。
染付など「技法」の伝聞は世紀単位なのが興味を魅きます。
やはりこの時代、船舶の技術革新発展が鍵のようです。
海を越えて来るのは並大抵のことではないことがわかります。
現代はインターネットなど様々な伝聞手段があり
世界中の様々な文化が今も飛び交っています。
どんなミクスチャー文化が誕生するのでしょうか?!
100年後、1000年後、想像も出来ません。
我々の今の平成時代はどのように
未来の日本国民に伝聞されるんでしょうか。
どんな技法や文化が遺るんでしょうか。
タイムマシンに乗ってみたいです。