白檀の話
白檀、香木です。
原産地はインドです。
日本には仏教と共に伝来しました。
日本には宗教と共に
色々な物品が同時に伝来してるんですね。
現在の産出国はインド、インドネシア、オーストラリアなどです。 太平洋諸島に広く分布しますが
特にインドのマイソール地方で産する白檀が最も高品質とされ、
「老山白檀」という別称で呼ばれています。
白檀は、香木としてそのまま用いられます。
この白檀、沈香とは違って熱を加えなくても十分に芳香を放ちます。 よって置物である仏像、仏教儀式に欠かせない数珠等の仏具をはじめとして 日本では扇子の骨に使ってあおぐことで香りを発散させたりしますね。 お線香など、とても身近で多種多様な用途があり、一般的です。 が、しかし。。。 天然の香木は大変貴重な素材ですね。 骨董の世界では皆さんの想像を遙かに超える
価格で取引がされています。


※本白檀 老山白檀 マイソール地方 女性像