Wedgwoodの話
ウェッジウッドは正式名称を
ジョサイア・ウェッジウッド・アンド・サンズ
(Josiah Wedgwood and Sons)といい
ロイヤルドルトン社と並ぶ世界最大級の陶磁器メーカーの一つです。
※写真はWEDGWOOD シュガーポット AMHERST アムハースト
その歴史は古く1759年に設立されました。
今も結婚式の引き出物や贈答品として変わらぬ人気を誇っています。
1765年にはシャーロット王妃に
会社の代表作となる、エナメルを用いたクリーム色の陶器を開発、完成させて納められ、
「クイーンズウェア(女王の陶器、Queen's Ware)」
という名称の使用が許可されました。
いわゆる王室御用達です。
このころのイギリスは産業革命の只中
社会の仕組みが大きく変わった時代です。
その中で大きく会社を育て上げた一つのポイントとして
「ブランディング戦略」があります。
近年の研究では他者の商品との価格競争ではなく
むしろ高い値段で販売していたことが明らかにされ
そのデザインやブランドイメージによる差別化を行なっていたとされています。
今もこの「ブランドイメージ」が継続してずっと守られて続けていること 今の日本にも必要なこととして大変参考になります。