三種の神器
今日は神道のお話です。
三種の神器、日本人なら一度は聞いたことがあるこの言葉
三種の神器とは?
日本の歴代天皇が継承してきた三種の宝物のことです。
三種の宝物とは、 八咫鏡(やたのかがみ) 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま) 草薙剣(くさなぎのつるぎ) を指します。 古事記や日本書記にその伝承が記されている 実際に天皇皇族の方々でさえも見たことがない と言われるほどに多くの面で未だに謎が多いということです。
木々や石、物に神が宿るという日本古来の考え方
この神器というのも代々の魂が
物に移しとられて宿る
そんな考えなのでであろうと想像できます。
※写真は御霊代鏡
鏡は神社にご参拝するとき
手をあわせる先に鎮座されていますね。
また神棚を置かれている方も必ず置かれるのでお分かりだと思います。
鏡は自らを写すもの
「か、が、み」の「が」=「我」を抜くと
「か、み」=神になる、なんて聞いたこともあります。 神道を学ぶ人もそうでない人も
月に一回くらい自分を鏡で写してみて
「我」が前に出過ぎてやないか、なんて
客観視して点検するのもまた良いのではないかと思います。
遥か彼方の歴史と
今我々が暮らす現代とが繋がっている こういうところが本当に日本らしい文化だと思います。