三味線の歴史
三味線は
戦国時代に琉球、今の沖縄から
伝来した比較的新しい楽器です。
沖縄では「サンシン」とも呼びますね。
この楽器が本州に渡り
青森津軽まで届き
津軽三味線のような演奏法が
生まれるのは本当に驚きます。
歌舞伎などの演奏に使用されるのは細棹
※写真は細棹
津軽三味線の演奏に使用されるのは太棹
津軽地方において津軽三味線は ボサマと言われる男性視覚障害者の 門付け芸として長く蔑まれていたとのこと そのような誕生背景から資料は少なく
ほぼ口伝だそうです。
当時門付け芸の競合相手が 多くなってきたことで
自分の音を競合相手より大きく出し
激しい演奏法で競合相手より目立つように。。。
激しい営業競争により
あの独特の激しい演奏法とスピード感ある曲調が
生まれたのでは、と想像できます。 そういえば。。。 津軽三味線の演奏者
眼をつぶって演奏しているのは
そういう意図もあるのかもしれませんね。