『着物警察』ってご存知ですか?
なるほど。
和装が徐々に若い人たちに浸透するにつれ
聞いたことのある
「和装好きあるある」であった
他人の着物をいきなり近づいてきて直す
帯を直す、着丈など
「その着方は間違ってる!」と指摘する人たち
『着物警察』っていうそうです...苦笑
かくいう私も確かに着崩れしてる
かなり逸脱した着方をしている方々
訝しげな目線で観ていたことも確かにありました。
私自身和装デビューしたての頃
浅草で見知らぬご婦人から
帯の位置を「せっかく着たんだから」と
直していただいたことがあります。
その際に嫌な気持ちはなく、むしろ
「そうか、この方がかっこよく着れるんだな」と思いました。
その方のためを思って勇気を出して直してくれる
アドバイスをしてくれる方
こういう方はステレオタイプ的に
「また、着物警察だ!」と非難するのではなく
むしろ、感謝で有難いことです。
「チャック開いてますよ」「ファスナー開いちゃってますよ」
程度の親切心かもしれません。
『着物警察』になってしまう方は自分の知識経験を
初心者や出来ていない人に「ひけらかし、優越感に浸る」
自己の満足のみに方向が向いてる方なのであろうと思います。
なかなかに難しいですけれども
和装を盛り上げたい、その気持ちが裏目にならぬよう
改めて自身も正して気をつけようと思うニュースでした。
着物警察のニュースはこちら。