ヒーローの伝統文化
アンティーク、レトロの業界で
根強いジャンルとしてホビー玩具、おもちゃがあります。
私も類に漏れず子供の頃は熱狂的になったものです。
※写真は勇者ライディーンの超合金(1999年復刻版)
百貨店のおもちゃ売場は大好きでした。
正直、今でもワクワクしますw
先日、狂言の大藏流の宗家、大藏基誠さんから聞いたお話です。
この「ヒーロー」について
面白いお話を聞いたのでここでシェアしますね。
※スーパーヒーローのカード! キカイダーなどは今も人気ですね。
※スーパーヒーローのカード! ゴレンジャーなどの戦隊モノ、海外にも輸出されましたし、今も続いてます。
狂言には「名乗り」というものがあります。
お話の最初に「私は○○です。」と自己紹介、名乗ります。
戦国時代にも武将たちは「やあやあ、我こそは!○◯なり!」と名乗ります。
そこから合戦に入っていくわけですが
日本古来この「名乗り」という文化が日本にはあります。
さて。
日本のスーパーヒーロー、スーパーロボットのほとんど。。。
(例外あるかも、探してみましょうw)
これが、名乗るんです。
思い返してみましょう。
例えば「五人揃ってゴレンジャー」は有名ですね。
「愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーン!月に代わってお仕置きよ!」
は、名乗り+決め台詞ですね。
例えとして出すのはもってこいの逸材ですw
さて。
うって変わって米のヒーロー
著名なのはマーベルコミックのヒーローなんかは
「スーパーマン!」とか「バットマン!」とか名乗りません。
この文化の違い、興味深いですよね。
武士、侍の文化から、狂言などの伝統芸能に繋がれ
そして時代を超えてスーパーヒーローと! 「名乗りの文化」繋がってます、というお話でした!