煙の道具
ここ最近。
めっきり電子タバコに切り替える方
増えてますね。
いろんなデザインの器具がありますね。
喫煙器具を使うってことでは
途絶え始めた昭和中期以降
喫煙器具として退化して進化した?!ことになるのでしょうかw
ここでご紹介するのは古来の同じ喫煙器具
煙管(きせる)です。
近年和装ブームの盛り上がりで、微量に愛好者増えてるそうです。
パーツごとに紹介しますと
雁首...刻み煙草を詰める火皿(椀形の部分)に首のついた部分
吸い口...口にくわえる部分
羅宇(らう/らお)...それらをつなぐ管
「雁首を揃える」の語源ですね。
(良い意味では使われません/無能な者が寄せ集まるという様な意味)
これは、煙草屋の店主がこの「雁首」部分を
粗雑に扱って並べていたから、だそうです。
羅宇は諸説あるようですが、どうやらポルトガル語説が有力なようです。
鉄砲やキリスト教などと伝来した文化なんですね。
明治時代は廃刀令があり、羅宇の部分を金属製にしたりして
士族の護身具になったりしたそうです。
時代劇などの小道具としても馴染み深いですね。
粋な女将さんが煙草盆に「カンッ」と煙草を落とす仕草なんか
時代劇でよく見た様な記憶があります。
嗜好品というよりもファッション、装身具としての意味合いが
強かった様です。
電子タバコのデザインも様々な装飾にカスタマイズできたり こういうファッション的な部分、ちょっと似てますね。