東郷平八郎の書
東郷平八郎といえば
日露戦争、日本海海戦時、大日本帝国海軍を率いた名将です。
連合艦隊司令長官 海軍大将、薩摩藩のご出身です。
近現代の海戦において劇的な采配と言われた
秋山真之参謀立案の丁字型戦法、通称「トーゴーターン」で
当時世界最強と謳われたロシア「バルチック艦隊」を相手に完勝されました。
日本海海戦は世界史最高の海戦、東郷平八郎は
この海戦を持って史上最高の提督と言われています。
当時ロシアと敵対していたトルコでは
この勝利に大いに胸のすく思いであったらしく
自分の子供に「トーゴー」という名前をつけたほどであったようです。
そんな東郷平八郎の書が古美道に持ち込まれました。
「信」の力強い一文字。
力強さといい
選ばれた信の字といい
勝利を信じ
部下を信じ
この人物と結びつくとなんとも納得
どんな場面でお書きになったのか
そんな歴史の一場面に思いを馳せた逸品でした。