大正三年 一円銀貨
大正三年の一円銀貨です。
一円銀貨最末期のものです。
一円銀貨はコイン収集家にとても人気のアイテムです。
龍の図柄の評価が高く当時のイギリスで図柄が絶賛されたようです。
明治初期に登場し主に国外流通用で鋳造されたとのこと。 ここでも武器同様、長崎のThomas Blake Glover(グラバー)が 絡んでいます。 清国や現在の台湾で貿易銀として流通したとのことです。 ただし、この一円銀貨、様々な理由で流通せず 苦難の貨幣のようです。 ※銀含有量の関係で流通先の清国で鋳潰されてしまったり。。。 貨幣の歴史も紐解くと興味深いものです。
流通して初めて価値と利潤が生まれます。 地域通貨も中々難しいようですね。 現代、EUでは紙幣での決済を廃止する動きがあったり ビットコイン(仮想通貨)なんてのも出てきましたね。 これからのモノの価値、どうなっていくんでしょうね。