「嗅ぐ」?
日本には茶道、華道、そして香道があります。 なんと1500年近い歴史が!
香道においては香を「聞く」と表現するのが正式だそうです。
「嗅ぐ」という表現は不粋なんだそうです。
受動的な「嗅ぐ」ではなく
能動的で感じとる「聞く」なんですね。
「感じる」が大事な日本伝統文化
感じる、とは現代日常的にも大事だと考えます。
第十四代 酒井田柿右衛門 色絵 鳥草文 香炉
酒井田柿右衛門は当世で十五代。 写真は先代の作品となります。
そういえば。 日本の言葉に「鼻を利かせる」なんていうのも。 鼻は「嗅ぐ」もんじゃないんですねー。